マニアがお勧めする「輸入ビリヤニの素を使うコツ」 普通に使うと逆にダメなことも
インド料理の人気メニュー・ビリヤニを作るコツとは
インド料理の中でもカレーの次に人気があるものといえば、スパイシーな炊き込みご飯『ビリヤニ』だろう。ビリヤニ用のマサラ(素)はハラルショップなどで売られており、1袋200円前後で買うことができる。
もちろん英語だが作り方も書かれており、一般的な感覚だとその作り方どおりに作れば問題ないと思いがちなのだが、普通に作ると日本人向けでない味に仕上がることがよくあるのだ。
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■マサラの量は半分が基本
では、どう作ればいいのかというと、ほとんどの食材の分量はそのままでOK。しかし、マサラの量だけは作り方の半分でまず試してほしい。
マサラ半分でも日本のカレーの辛口レベルになることがほとんどで、すべて入れると激辛になってしまい、取り返しがつかなくなってしまう場合があるのだ。
まず半分マサラを入れて、その後自分の好みの辛さになるまで入れると失敗が少ない。辛いものが苦手な人は、3分の1ぐらいでもいいと思われる。
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■小分けにしておくと食べやすい
次に、分量そのままで作ると1回で500から1キロのバスマティライスを使用することになるのだが、ビリヤニは炊いた米と具をあとで混ぜ蒸し上げるため、作った具を小分けにして冷凍・冷蔵しておくと食べる量ごとに消費できる。
記者は米100グラム消費できる量で具を小分けしており、そうするとちょうど1人前ずつビリヤニを炊くことが可能だ。
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■インド料理店へ行けない人はチャレンジ
最後に、試用する米は日本米で作ってしまうとべちゃべちゃになりがちなので、必ずバスマティライスを使おう。水分量は米の1.5倍を目安にするといい。
これさえ守れば、美味しいビリヤニを自宅で楽しめるはず。インド料理店になかなか行けない人は、ぜひチャレンジしてみてほしい。
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(取材・文/しらべぇ編集部・熊田熊男)