杉山愛、池袋暴走事故で無罪主張する被告に「命と向き合って」 涙流して訴え
池袋暴走事故を起こした旧通産省工業技術院の元院長の被告の初公判について、『ミヤネ屋』で特集。杉山愛が涙を流しながらコメントする一幕があった。
元テニスプレーヤーの杉山愛が、8日放送の『情報ライブ ミヤネ屋』(日本テレビ系)に出演。池袋で暴走事故を起こした旧通産省工業技術院の元院長の被告の初公判のニュースで、涙を流す一幕があった。
■「ご遺族の気持ちを考えると…」
被告は、アクセルペダルを踏み続けたことはない、車に何らかの異常が発生したことで暴走したとして起訴内容を否認し、無罪を主張している。
MCの宮根誠司が「我々は裁判を冷静に見守らなきゃいけないんですけど…」と切り出すが、首をかしげて「冷静になるのはなかなか難しいですね」とコメント。話を振られた杉山も「本当にご遺族の方の気持ちを考えると、言葉がないと言いますか。私自身も同じくらいの子供がいますので、当たり前にあった日常が突然このようなかたちで奪われるっていう…」と神妙な面持ちで話した。
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■「命と向き合って」と涙
その後、番組では、遺族のコメントを交えた映像などで今回の暴走事故を振り返る。
宮根が「(被告に)本当に謝ってもらいたいなって我々は思います」と話すと、杉山は涙をこぼしながら「本当にそうなんですよ。実際にこの2人の方っていうのは帰ってこないんですけれども、ただご遺族の気持ちとしてはやっぱり反省してきちっと向き合って、そして2人の命と向き合ってって言ってましたけど、それしなかったらもう本当に(遺族の)松永さんの気持ちが前に進めないですよね」と訴えた。
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■「胸が張り裂けそう」の声も
ツイッターでは「無罪主張」「車の異常」「上級国民」「東京地裁初公判」など関連ワードが次々とトレンド入りしており、「遺族のお気持ちを思うと胸が張り裂けそう」「残された遺族の気持ちのことを考えてほしい」といった声が相次いでいる。
また、杉山と同様に子供をもつユーザーからは「許せない」「同じ親として苦しすぎる」といった声もみられた。
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(文/しらべぇ編集部・二宮 新一)