若者のブランド離れは本当か ハイブランドを買わせる企業戦略
10~20代の若者のほうがバブル世代よりもブランド品を購入しているという事実。企業努力による策略。
昨今、若者の〇〇離れと言われる中、代表的なものといえば「ブランド離れ」が挙げられる。しかし、街を歩けば若者がブランドバッグなどを持っている姿を見ることも少なくない。本当に若者はハイブランドの商品から離れてしまったのだろうか。
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■「1年以内に購入」は全体の1割
しらべぇ編集部では全国10〜60代の男女1,789名を対象に調査を実施したところ、全体の11.2%が「過去1年以内にハイブランドの商品を購入した」と回答した。
かなり少ない結果だが、昨年10月の消費税増税も原因のひとつかもしれない。
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■10~20代で目立つ
性年代別で見ると、10代(18歳以上)~20代が男女ともに高い割合を示している。
10~20代の若者世代が、ともに2割の数値を示し、年代別に比較して、1番ハイブランドの商品を購入していることがわかる。また、一見多そうに思える若い頃バブル景気を経験した50代が、10~20代の半分の数値に留まった。