4年前の被害届では不起訴処分だった犯人 19歳になった女性を再び強姦し殺害

性犯罪の被害を受けた人は、心身の痛みと苦しみを胸の奥にしまい込む傾向がある。

社会

2020/10/11 17:40

被害者
(doidam10/istock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

性犯罪の被害に遭ったとき、その事実を周囲に打ち明けるにはかなりの勇気が必要になる。だからこそ、被害届を受理した警察は、徹底的に捜査を行うべき。そこが甘ければ、容疑者の再犯を許すことにもなりかねないのだ。



 

 

■若い女性の黒焦げ遺体

10月2日、アルジェリアにあるテニアという町の廃墟と化したガソリンスタンドで、若い女性の黒焦げ遺体が発見された。

被害者はアルジェ県レガイヤのチャイマ・サドウさん(19)。亡くなった当日は、携帯電話の料金を支払うと言って自宅を出ていた。遺体は暴力および性的暴行を受けており、多数のアザや刃物で刺された跡も確認されている。


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■4年前にも狙われた少女

通報者はチャイマさんの友人を名乗る男で、警察には「僕が食べ物を買うため離れた間に、彼女は何者かに殺され、焼かれてしまった」などと説明したという。

一方で警察は4年前、チャイマさんに関する性的暴行未遂事件の捜査が行われていたことを確認した。15歳だった彼女が家族に被害を打ち明け、警察に被害届が出されており、証拠不十分で被疑者は不起訴処分になっていた。

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■残虐きわまりない犯行

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