錦戸亮の「生配信ではなかった」報道にファン激怒 「“生”とは言ってない!」
『女性自身』が錦戸亮が日本武道館で開催した配信ライブについて「生配信ではなかった」と報道。そもそも配信ライブの定義とは?
■業界関係者の見解は…
こうなってくると、そもそも“オンラインライブ”や“配信ライブ”がどのような形式のライブを指すのか、その定義を確認する必要があるだろう。そこで、しらべぇ取材班では、ライブ配信サービスを手掛けている業界関係者の男性・Mさん(仮名)に話を聞いてみた。
まず、オンラインライブや配信ライブの定義については「非常に曖昧」だという。実際、事前収録したライブを「オンラインライブ」「配信ライブ」として配信することも多いそうだ。
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■表現には細心の注意を払っている
以下、Mさんが考える「オンラインライブ」や「配信ライブ」についての業界的な認識である。
Mさん:私たちの認識では、「オンラインライブ」や「配信ライブ」には、収録モノと生中継、両方が含まれます。まだまだ日が浅い文化ですし、「生」かどうかを明確にする慣習もありません。ですが、お客様に「生」だと思わせてしまわないよう、表現には細心の注意を払っています。
事前収録が多い理由としては、システム上の問題ですね。オンラインライブは、現場の音響担当、映像担当、配信担当、配信サービスという流れで行われるものなのですが、やはり当日の事故や配信トラブルを考えると、事前収録は安心なので。
某大物アーティストのライブも「生」かどうかは明言しておらず、業界では事前収録だったのではないかと言われています。
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■生配信の場合は大々的に「生」の演出
Mさん:その分、生配信の場合は、大々的に「生」を生かした演出が行われることが多い印象です。例えば、長渕剛さんの生配信ライブは、ファンの方の顔を出して、直接その方のお話を聞くという演出を行なっていました。
他のアーティストだと、リアルタイムで届いたコメントをMCで読むと、かなり盛り上がっていましたね。中には、投げ銭を煽っていた人もいます(笑)。
ですので、「生」と謳っていない限り、収録映像のライブ配信は少なくないと思います! 錦戸さんの今回の報道は気の毒ですね…。ファンの方がこの報道で「生配信だと思ってたのに騙された」と思うようなことはないと思いますが…。
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(取材・文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)