柔道三段の数学教師による生徒傷害事件の波紋 教師と被害生徒側の主張にズレも

柔道部顧問による生徒への傷害事件の波紋が広がる。なぜ副顧問は止めなかったのかといった批判も…

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2020/10/17 10:40


 

■過去の処分に疑問も

別の中学にいた2011年~2012年の間に①生徒のほおをたたく②生徒を押し倒して、13年2月に訓告処分。同年6月には頭突きで生徒の鼻を折り、同年10月に減給の懲戒処分を受けた。

この処分に対して「軽すぎたのではないか」といった声もあがっている。この点を兵庫県教育委員会に取材しようとしたところ「今回の取材対応はすべて宝塚市教委が行う」との回答。

別の県の人事担当者は、「公務員の処分は前例主義で行われる。過去の処分例、全国の処分例を参考に処分を下す。訴えられるリスクもあるため、一人だけ特別な処分は下せない」と語った。


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■不祥事が続く宝塚市

宝塚市では、10月2日に市立逆瀬(さかせ)台小学校の主幹教諭が住居侵入で逮捕された。また、2016年12月には市内の中学2年の女子生徒が自殺し、今年6月の再調査委員会で複数の生徒による計25件のいじめがあったと認定されている。

今回事件が起きた長尾中には、生徒の心のケアのために、臨床心理士をすでに数回派遣。また、市教委からも職員を派遣し、学校の安心・安全に取り組んでいくという。

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(取材・文/しらべぇ編集部・おのっち

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