2歳女児が犬に腕を食いちぎられる 違法ブリーダーの祖母を立ち入り調査

この世の中には、飼育すること自体に危険が伴うと言われるタイプの大型犬を、あえて飼う人たちがいる。

社会

2020/10/18 16:40

狼犬
(Tom Strudley/istock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

犬と狼を交配させたオオカミ犬は、プロのブリーダーさえ死亡させる事件が伝えられたこともある動物。そんな1頭が、幼い女の子の腕を食いちぎってしまった。



 

■首輪を触ろうと腕を伸ばす

米国・ミシガン州西部のマスキーゴン郡にある『Howling Timbers Animal Sanctuary(ハウリング・ティンバーズ動物保護区)』。ここで今年7月、大きな事故が起きた。

運営者の孫にあたる2歳のソフィア・スクレイヴァーちゃんが、狼犬の美しい首輪に触れようとして右腕の肘から先を食いちぎられてしまった。

しかし当局への事故の報告は8月までなされず、現在ミシガン州農業・農村開発局、州天然資源局および郡保安官事務所などが立ち入り調査を行っている。


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■47頭ものオオカミ犬

ソフィアちゃんは事故後ただちに病院に搬送されたが、腕の接合手術は叶わなかった。

同施設は、ソフィアちゃんの祖母であるブレンダ・ピアソン(59)により2010年に開設されたが、敷地内には違法に繁殖・飼育された47頭の狼犬がおり、ピアソンはそのブリーダーとして生計を立てていた。

このたびの立ち入り調査では、アカギツネ12匹、コヨーテ3匹、爬虫類のトウブハコガメ4匹、子鹿2頭も保護されている。

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■攻撃のスイッチが入ると…

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