コンビニ大手3社レトルトおでんを食べ比べ 個性の光る推しおでんはどれだ
冬の時期にコンビニで人気を誇るおでん。そんなレトルトおでんの味をコンビニ大手3社で比較した。
寒い時期に人気のコンビニのおでん。コンビニ各社は、新型コロナウイルスの影響を受け、レジ横にあるおでん鍋にアクリル板や透明な蓋を設置して衛生面の対策を強化しているが、消費者として不安を感じる人も多いだろう。
その一方で、現在コンビニでは、自宅で作れるレトルトおでんが人気を博している。今回は、コンビニ大手3社であるセブン-イレブン、ファミリーマート、ローソンのレトルトおでんを食べくらべた。
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■簡単調理のレトルトおでん
一般のコンビニのおでんといえば、レジ横のおでん鍋で完成したものを購入するため、日が短く長期保存には適していない。それに対して、レトルトおでんは食べたい時に作ればいいだけであり、いつでもおでんを楽しむことができる。
作り方も鍋にパックの中身と水を加えて、加熱するだけ。調理工程も少なく、10分かからずに作れるため、時間がない時の料理にもピッタリだ。
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■優しい味のファミマ
まずこちらが、ファミリーマートの「和風だし香る8品目のおでん」(税込213円)だ。大根、たまご、こんにゃく、白滝、ちくわ、さつま揚げ、野菜入り鶏つくね、昆布が入っている。
味は薄めだが、味が染み込みにくいとされている白滝にもしっかりと染み込んでいた。また、つゆの量が多いことも特徴的であり、一部の「おでん出汁多め派」には嬉しいに違いない。塩分控えめですっきりとしているからか、全体的に優しい味に仕上がっており、つゆまで楽しめた。