会津のスキー場が「つぶれそう・助けて」とSOS 全盛時に比べて来場者が96%減
会津高原南郷スキー場の来場者が激減した理由とは。自然豊かな町には自慢の数々が…
■スキー場の隣に温泉宿
今年のオープンは12月26日を予定しているが、人工降雪機がないため、雪がないと厳しくなる。最盛期は3月下旬まで営業を継続していたが、昨年は雪がないため、3月1日で営業終了となった。
浅草からは、東武鉄道の新型特急を使って、スキー場まで約4時間。スキー場の隣には、町の宿泊施設「さかい温泉 さゆり荘」があり、四季折々の絶景が楽しめる。源泉よりじかに引く温泉は、旅やスキーの疲れを癒やし、美肌効果もある。
料理には、名水高清水を使用し、新鮮な野菜や川魚など田舎ならではの山と大地の恵みを存分に堪能できる。
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■日本一を誇る南郷トマト
この地域の一番の自慢は、「南郷トマト」。南会津特有の気候と高い標高、昼夜の気温差が「日本一の味と品質」を生み出し、2015年には「第44回日本農業大賞」を受賞した。
2004年には、自動箱詰めロボットなど最新の設備を備えた東北最大級の選果場が完成し、年間約70万ケースを出荷している。
また、町内には「開当男山酒造」「国権酒造」「会津酒造」「花泉酒造」の4つの酒蔵がある。会津の名水を使用し、自然の恵みをたっぷりと採り入れた醸造法で、いずれも長い歴史に裏打ちされた自信作を世界中に送り出している。
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(取材・文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)