1年半トイレに監禁されていた妻を保護 夫は「精神が不安定だから」と釈明
妻を虐待かつ監禁した夫は、彼女が「精神的不安定だったから」と言った。しかし、保護にあたった職員の目に彼女は…。

結婚17年、3人の子を産んだ妻を、夫はなぜそこまで粗末に扱ったのだろうか。悲惨な状況を見るに見かねた者が警察に通報し、女性はやっとのことで保護された。
■極狭いトイレに監禁
今月13日、インド・ハリヤナ州パニパットの警察および女性児童保護局の職員が、ある民家の狭くて不潔なトイレに監禁されていた30代後半の女性を保護した。情報は匿名の者から寄せられたという。
「夫のナレシュ・クマールに閉じ込められた。食事もわずかしか与えられない」と話した女性。脱水症状および栄養失調でひどく衰弱していたが、現在は回復の途にある。
関連記事:息子を連れて実家に戻った妻に激怒の夫 仲間に子殺しと妻の集団レイプを依頼か
■筋骨格系障害で歩けず…
女性が昨年の春から約1年半を過ごしていたトイレは、縦横ともに約90センチメートルしかない狭い空間で、自由に身動きがとれる状況ではなかった。
未成年の3人の子供たちが父親に歯向かうことは難しく、月日の経過とともに女性の筋力は低下。保護されたときには歩行も困難で、診断した整形外科の医師は筋骨格系障害が起きていることを指摘した。