結局、最もウマいたまごかけごはんって何? 本当の究極レシピを探してみた
一番うまいたまごかけごはんの食べ方って結局どれなのか、徹底調査をすると…
今、たまごかけごはんが熱い。専門店が多く立ち並ぶだけではなく、ネットではさまざまなアレンジメニューが紹介され、“究極のたまごかけごはん”が乱立している。結局、どれが一番おいしいのだろうか。
そこで今回、ネットで話題のたまごかけごはんをいくつか試し、一番おいしいアレンジを決めていきたい。究極の中の究極レシピを探していくことにした。
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■クセになる「濃厚卵黄めし」
まずは、料理コラムニストの山本ゆりさんが考案した「濃厚卵黄めし」から。熱々のごはん(小盛り)にだし醤油を混ぜて、その上に卵黄、お好みでごま油をたらすというもの。ツイッター上では、「嫌いだった卵かけご飯が、このレシピで食べられるようになった」など、絶賛の声があがっている。
卵黄をつぶして早速一口。ごま油が効いており、たまごに香ばしさがプラスされて良いアクセントとなっている。クセになる味で、とてもおいしい。
しかし、ただ一つの難点として、分量を考えないとごま油の影響で少しだけクドくなること。それがなければ最高のたまごかけごはんといえたかもしれない。
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■上品な甘さの「極上の卵かけご飯」
続いて、手抜き料理研究家のはらぺこグリズリーさん考案の「極上の卵かけご飯」。卵黄と卵白を分け、ひとつまみのだしの素、小さじ1の醤油と砂糖を卵白に入れて全力で混ぜ、ご飯に盛り付けて卵黄を乗せて完成というメニュー。
卵かけご飯に砂糖を入れたことがなかったので、まったく味の想像が付かない。一口食べてみると、思わず「そうきたか」と、評論家気取りで唸ってしまった。砂糖がしっかりと効いており、ウマさの中に甘さが隠れているといった感じ。上品な味といえるだろう。
甘めなので好みは分かれそうだが、女性や子供は大好きなメニューなのかもしれない。記者個人としては、甘さが抑えられるようなシンプルな味のほうが好みであった。
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■水谷豊流にノックアウトされた
最後は、俳優の水谷豊考案のたまごかけごはんを試してみる。作り方は一番シンプルで、ごはんに醤油をかけて、卵黄をのせるだけというもの。普通のたまごかけごはんのようだが果たして……。
たっぷりと卵黄がかかった部分を食べてみると、「ウマすぎ……」と思わず声が漏れた。想像の2段上をいく味で、卵黄の濃厚さが口の中でダイレクトに伝わってくる。醤油で味付けされたごはんとの相性も抜群だ。箸が止まらず、すぐに完食。
個人的に究極のたまごかけごはんは、水谷豊流のたまごかけごはんに決定。気になる人は一度試してみてはいかがだろうか。
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(取材・文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)