お札がボロボロに… 業者が見た自動精算機の間違った使い方3選
昨今商業施設などに設置される自動精算機。使い方に戸惑ってしまうことも。
①紙幣挿入口に硬貨
「50代くらいの男性が、何やら一生懸命硬貨を押し込んでいた。声をかけると、紙幣挿入口に硬貨を押し込んでしまっていて…。お店のアイスピックでなんとか取り出すことに成功。紙幣挿入口に硬貨を入れるなんて、ちょっと信じられなかった」
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②「お金を入れてください」の前に…
「『確認』ボタンを押したあとお金を入れる仕様なのですが、気が付かず紙幣を無理やり入れた形跡があり、お札はボロボロになったうえ、挿入口が詰まってしまった。
お金を取り出して、『自動精算機画面の確認ボタンを押してください』と説明すると、『ややこしい』と怒られ。仕方がないとはいえ、システムのせいにされても…」
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③見ただけで拒否反応
「高齢のお客様は、自動精算機を見ただけで『わかりにくい』『使いたくない』とおっしゃる人が多いです。有人レジで会計できるところは、そちらへ誘導するのですが、最近は自動精算機のみというところも多くて。
我々は導入時に現場に立ち会うこともあります。丁寧に説明し、わかりやすくなるよう努力していますが、それでも『ややこしいからもう来ない』ってお客様もいますね」
誰もが理解できるように改良が重ねられているが、それでも戸惑ってしまう自動精算機。不明点があるときは、無理な操作をせず店員に訪ねてほしいそうだ。
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(文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治)
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