コロナ禍の自粛で広がる不安 「恐れすぎ」と感じる人の割合は…
コロナの自粛疲れが広がる日本。現状は恐れすぎなのか? 調査を実施した。
■「恐れすぎ」と感じる人の声は
20代男性のTさんは、「コロナを恐れすぎている」と話す。
「10月の重症者数は4月や5月よりも少ない状態が続いている。そんな中でイベントの自粛は、経済への影響を引き延ばしかねない。
感染リスクが高まる場所に行かないように注意し、マスクやアルコール消毒など、新しい生活様式を実践をしながら、国民が心身共に健康に生活できるような環境を作っていくべき。
そのためにも自粛だけを強いる社会は好ましくない。経済の不安もあるので、気を付けながらも前に進まなければならないと思う」
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■緩みすぎとの声も
40代女性のNさんは、「現状は仕方ない」という。
「現状新型コロナウイルスのワクチンはなく、未だにわからない部分が多い。そのような状況のなかで、気分を緩めてしまうのは危険すぎる。
未知の病気である以上、恐れていたほうがいい。冬に入り、再流行する可能性もある。私は現状の日本は恐れすぎというより、緩みすぎではないかと感じている」
正解がわからない世の中だけに、考え方も様々ある様子。まずは濃厚接触者にならないように正しい知識を手に入れ、各自生活していくことが重要だろう。
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(文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治)
対象:全国10代~60代の男女1,844名 (有効回答数)