『ジャンプ』人気ギャグ漫画 単行本化で『アクタージュ』パロが全て差し替えに

『週刊少年ジャンプ』で連載中の『僕とロボコ』の第1巻が4日に発売。本誌掲載から変更が生じた箇所があるようで…。

2020/11/05 05:45


 

■「アクタージュネタが単行本から消える…?」

アクタージュ

しかし8月になると、原作者・マツキタツヤ氏の強制わいせつ容疑による逮捕を受け、『アクタージュ』が連載終了を迎える事態に。ジャンプ読者だけでなく世間に与えた衝撃はかなりのものだったが、ここでロボコファンが疑問に感じたのは、「アクタージュのパロディネタを今後どうするのか?」という点である。

『アクタージュ』の最終話が掲載されたのは36・37合併号だが、ロボコの連載が始まったのは同年31号のこと。その間の掲載話ではメイド型ロボットのロボコが自己紹介で「夜凪景です」と、『アクタージュ』の主人公を堂々と名乗ったり、クラスのマドンナが『アクタージュ』の単行本を手渡される小ネタが散りばめられていたのだ。

そのためネット上では「いやこれ、絶対修正されるだろ」「アクタネタは、単行本から消える…?」といった声が相次ぐ事態に。


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■後任は今話題の…

そしてこのたび発売となった『ロボコ』第1巻。

読者の予想通り、単行本からは『アクタージュ』ネタがこぞって修正される事態になっていた。「夜凪景です」の台詞は「胡蝶しのぶです」と鬼滅キャラの名前に変更され、ヒロインが受け取る単行本も鬼滅に差し替えられている。

またロボコの下着に、『アクタージュ』に登場する舞台作品「羅刹女」の名前が記されている描写も、「蟲の呼吸」となっており、完全に鬼滅パロへと舵を切っている模様。

この変更を受け、ツイッター上には「アァアアア! アクタージュがァ! 鬼滅の刃に変わっている!」と、鬼滅作中のネタを被せる投稿や、「さすがのロボコもここは攻めきれなかったか…」といった安堵と寂しさの入り混じったような声が多数上がっていた。

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(文/しらべぇ編集部・秋山 はじめ

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