『ジャンプ』人気ギャグ漫画 単行本化で『アクタージュ』パロが全て差し替えに

『週刊少年ジャンプ』で連載中の『僕とロボコ』の第1巻が4日に発売。本誌掲載から変更が生じた箇所があるようで…。

2020/11/05 05:45

4日、『週刊少年ジャンプ』で連載中のギャグ漫画『僕とロボコ』の第1巻が発売。本誌掲載時から大幅変更となった内容に、注目が集まっている。



 

■『僕とロボコ』とは?

現在、劇場版がメガヒットを記録している『鬼滅の刃』は既に連載が終了しているものの、ジャンプ読者の中には「再び黄金期がやってきた」と主張する人物も決して少なくない。

特に10月からアニメ放送が開始となった『呪術廻戦』や、読者から「アニメ化は確実」と目されている『チェンソーマン』といった新世代の作品の人気が盛り上がりつつある。

そんな中、ジワジワと注目を集めているのが、他作品のパロディネタと、シュールすぎる日常ギャグを武器とする『僕とロボコ』。


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■ギリギリを攻める切れ味

僕とロボコ

ジャンプには古来より「同誌の他作品をネタにする」ギャグ漫画の系譜が脈々と続いており、パロディ元の漫画作者からお叱りの言葉を受けたという伝説を持つ『幕張』や、ほとばしるジョジョ愛で読者に衝撃を与えた『太臓もて王サーガ』などが代表作だろうか。

パロディネタは単なる「パクリ」とは一線を画すセンスが必要となるのだが、『僕とロボコ』はこちらの方面でメキメキと頭角を現し、『ドラゴンボール』『ワンピース』(なぜか空島編多め)『HUNTER×HUNTER』『アクタージュ act-age』『呪術廻戦』といった作品のネタを見事に調理してきた。

ちなみに単行本の表紙では某国民的ネコ型ロボット漫画を盛大にパロっており、もはや怖いものなしである。

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■「アクタージュネタが単行本から消える…?」
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