トランプ劣勢に不正選挙を主張する日本のネトウヨ ユダヤ陰謀論者と重なる既視感

トランプ支持と不正選挙を訴える陰謀論。ネトウヨと反ユダヤ主義の奇妙な一致が…

政治

2020/11/06 08:40

ドナルド・トランプ
(olya_steckel/iStock Editorial/Getty Images Plus/写真はイメージです)

いやはや、予想されていたこととはいえ、とんでもない事態だ。投票日が11月3日だったドナルド・トランプ大統領 vs ジョー・バイデン前副大統領によるアメリカ大統領選挙は開票から3日目となる5日に至っても、いまだ開票作業が行われている。


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■開票所にトランプ支持者がデモ

全米で、開票所にデモをかけている人たちがいる。トランプ支持者だ。なぜか。開票が遅れて行われているのは、郵便投票による票。圧倒的にバイデン票が多いと言われ、トランプ大統領も選挙中から「郵便投票で不正選挙が行われる」と予言して支持者を煽ってきた。

開票が進めば進むほどバイデン票がカウントされていき、いまだ勝者が決まっていない州で、バイデン有利に働き、大統領に選ばれてしまう……。そんな懸念・疑念から、トランプ支持者は動き、トランプ陣営の弁護団は開票を止めるように司法に訴えた。


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■日本のネトウヨも呼応

遠い異国の話である。しかし、日本ではネトウヨとおぼしき人たちがヤフーニュースのコメント欄やSNSでバイデン優勢とされる状況に「不正選挙だ」という声を続々とあげている。

「ペンシルベニアは投票総数が投票登録者を上回った!」「郵便投票によるトランプ票が大量廃棄された!」「わずか1時間の間でバイデン票が12万票も見つかった!」「ミシガン州で人類最高齢(117歳)の人より年上の投票者が7人もいた」などなど。

真偽不明の情報が、開票から今も現在進行形で書き込まれている。

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■「不正選挙」という既視感

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