医師バラバラ殺人事件で愛人の看護師に死刑 借金返済の肩代わりを断られ逆上
ギャンブルで大きな借金を作っていた女は、お金持ちの「パパ」をじっと狙っていた。
■内臓などは鍋の熱湯へ
李はそんな羅さんに逆上し、自宅アパートで殺害すると証拠隠滅のため遺体をバラバラに切断した。多くの肉片をトイレに流したことからアパートの下水管が詰まり、水道業者が呼ばれて事件は発覚。悪臭を放つ内臓などは熱湯で茹でていたことも判明した。
被告人の精神鑑定が必要な事案ではあったが、このほどその裁判が結審。李被告は死刑宣告とともに、153万円の賠償金を羅さんの遺族に支払うよう命じられた。
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■人生を狂わせるお金
しらべぇ編集部が全国10〜60代の男女1,721名を対象に調査したところ、全体の16.7%が「お金で人生を狂わされた経験がある」と回答。男女年代別に見ていくと、突出しているのは20代男性の24.4%だが、それ以外の年代では男女ともに1割台に留まっていることがわかる。
ギャンブルに狂い高額の借金を作っていた李と、金に物を言わせて若い看護師を愛人にしていた羅医師は、自らお金で人生を破滅させた例といえる。しかしマルチ商法やネットビジネスなど、自発的であろうとなかろうが、お金にまつわる危険は数多く存在していることを忘れてはならない。
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(文/しらべぇ編集部・浅野 ナオミ)
対象:全国10代~60代の男女1,721名 (有効回答数)