鬼滅の刃にも出た『大正時代の天ぷら』を最強職人が再現 その味わいに感動

鬼滅の刃に登場した大正時代の天ぷら、完全再現したお味は?

2020/11/09 10:00


 

■大正時代と現代の天ぷらの違いとは

マスターがどのように再現したかを分かりやすく説明するために用意してくれたのは、ごま油や国産の小麦粉。

マスターいわく、大正時代以前は粉や油の精製方法が現代と違うものだったためかなり風味が異なるらしいのだが、大正時代に入るとほぼ変わらなくなったのだという。

ただ、輸入の小麦粉を使うまでは至らなかったと思われるため、国産の小麦粉を用意。また、家紋である藤の花は北海道にはあるものの本州以南が主な生息地なので、今回は九州の小麦粉を用意してくれた。


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■アニメでは海老の切り方が違う

そして、鬼滅の刃のアニメで描かれた天ぷらを見てマスターがすぐに気づいた通常と異なる点が「海老の切り方が一般的ではない」「海老の尾やかぼちゃの皮にも衣がついている」ということで、それを加味して美味しくなる調理法を何回か試行錯誤し、考えてくれたらしい。

一般的な海老の仕込みはまず背わたを抜いて身に切り込みを入れ真っすぐになる(写真左)よう揚げるのだが、鬼滅の天ぷら(写真右)は腹切りをしないで背わたを抜いて海老の仕込みを仕上げている為、やや曲がった仕上がりになっている。

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■優しくも美味しい天ぷらに感動
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