仏教界も『鬼滅の刃』に注目 息子のキメハラ影響で住職がまさかの行動に
とある寺院の掲示板に、『鬼滅の刃』キャラクターの名言が登場。その背景をめぐり、住職に話を聞くと…。
もはや社会現象として定着し、破竹の快進撃を見せている『鬼滅の刃』だが、中には「こんな所にも!?」と思わず二度見してしまうような場所に鬼滅のエッセンスを発見するケースも。
■『鬼滅』の親和性はスゴい
『鬼滅』の舞台となるのは大正時代の日本。それ故に現代日本の倫理観や、古来より伝わる仏教観とリンクする点も随所に見られ、多方面の業界からも注目を集めている。
寺院各所では敷地内の掲示板に「今月の格言」的な文言を貼り出すケースが多いのだが、ここにも“鬼滅フィーバー”の余波が。作品に登場する格言が、様々な寺院にて貼り出されているようだ。
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■『鬼滅』の名言製造機
『週刊少年ジャンプ』連載時より「光るものがある」と度々言われてきた同作だが、やはりその魅力を語る上で、センスあふれる台詞回しは避けては通れないだろう。
とくに主人公・竈門炭治郎(かまど・たんじろう)の台詞は「俺と禰豆子の絆は誰にも引き裂けない!」といった情熱が伝わってくるものや、「俺は長男だから我慢できたけど、次男だったら我慢できなかった」のような謎理論などバリエーションが非常に豊かで、思わず声に出して読みたい名言が多いのだ。
しかし仏教関係者のハートを射止めまくっているのは、現在公開中の映画のキーパーソンである煉獄杏寿郎(れんごく・きょうじゅろう)その人に他ならない。