張本勲氏、大相撲11月場所を「つまらない」とバッサリ 発言に批判も
横綱・白鵬や鶴竜ら上位陣が相次いで休場した11月場所に、張本勲氏が…
22日放送の『サンデーモーニング』(TBS系)で、張本勲氏が大相撲11月場所について独自の見解を示し、物議を醸した。
■11月場所は「つまらない」
番組では大相撲11月場所14日目を取り上げる。優勝争いをする1敗の大関・貴景勝と2敗の小結・照ノ富士がそれぞれ勝った様子を放送し、この2人が22日の千秋楽で直接対決する予定であることがアナウンスされた。
この様子を見た張本氏は「何十年ぶりかな、こんなつまらない場所は。相撲好きでね、照ノ富士の何番しか見なかったからね。見たい力士が4人も5人も休場しているからね、ガッカリしたよ」と、バッサリ斬る。
関口宏も「ねえ、上がほとんどいないんですから」と言いながら、横綱・白鵬と鶴竜、そして大関・正代と朝乃山が休場している旨が記載されたフリップを指差す。
張本は「今日の千秋楽だけだね、優勝決定戦ぐらいまで行ってくれるとね。照ノ富士が勝って、2敗同士で。そういう相撲見たいわな」とコメントした。
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■中畑氏はフォロー
「つまらない」発言を笑って聞いていた元横浜DeNAベイスターズ監督の中畑清氏は、「そういうなかでね、貴景勝がよく盛り上げたと思いますよね。大関1人でね、この場所を盛り上げて。自分が引っ張るんだって言う、そういう自覚みたいなものを感じましたね、安定してましたよ」と14日目を終わって1敗でトップを走る貴景勝を称賛する。
そして、「今、張さんが言われたように、優勝決定戦という。照ノ富士が頑張って、タイに持っていって。そういう締め方してくれたらアッパレじゃないですかね、最終的にね」と張本氏の「つまらない」発言をフォローした。