40代男性の4割がゆとり・さとり世代に苦悩 指示待ち体質に苛立ちも
ゆとり・さとり世代と呼ばれる人たちに対して、批判的な意見も多い。付き合い方に、悩んだ人もいるようだ。
■出世欲が低いさとり世代
さとり世代は、出世欲が低い。
「僕らが若い頃には、少なからず出世欲があった。しかしさとり世代からは、欲のようなものを感じない。向上心がないように思えて、将来が心配になる」(40代・男性)
飲み会などの付き合いに対して、消極的な人も多い。
「昔は若い人たちと飲みに行き、恋愛話で距離を縮めるのが定番だった。今は恋愛に縁がない子が多く、そもそも飲み会への付き合いも悪い」(40代・女性)
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■いい部分に目を向ける
ゆとり・さとり世代にも、いい部分はたくさんある。
「変にとがった部分がないので、仕事でも指示すればまじめに取り掛かってくれる。僕らの若い頃はやる気があるけど、生意気だったから」(50代・男性)
初期のゆとり世代は、すでにアラサーになっている。
「ゆとりと呼ばれて入社した人も、アラサーになり会社での立場も上がった。最初はどうなるかと思ったけれど、今はとても頼れる存在になっている」(40代・女性)
ゆとり・さとり世代の人たちのいい部分を生かし、上手に付き合って行くことが大切なのだろう。
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(取材・文/しらべぇ編集部・ニャック)
対象:全国30〜60代の男女704名(有効回答数)