新型コロナ重症者が増加… 玉川徹氏が「テレビ局に訴えたひと言」に共感の声
全国で重症者数も増え、医療の逼迫が心配される新型コロナウイルス。テレビ朝日の玉川徹氏が、「テレビがやるべきこと」として私見を述べた
■玉川氏が生放送で訴え
4月頃のステイホーム期間中は、同番組を初め、多く番組で出演者がリモート出演となる対応が取られていたことを挙げ、「我々も家にいました」と玉川氏。
「そういうのを視聴者の方々が見れば、『テレビ局にも来られない状況なんだ』というメッセージになる。我々1人1人何ができるのかって考えたときに、テレビにできることってそういうことかもしれないなと思い始めています」と、情報を発信するメディアから、まず変わっていくべきなのではないかと訴えた。
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■共感する声が相次ぐ
玉川氏の「テレビの影響は大きいはず」という指摘には、視聴者からも「玉川さんの発言になるほどなと思った」「日本人は周りがやってると、同調する傾向が多いので、その空気感を作り出すためにはテレビでマスク着用を徹底するきとや、リモート出演を増やすことの効果は高いはず」との声が。
また、ロケ先でタレントが「フェイスシールド」や「マウスシールド」のみで対人接触している場面に、不安感があったという人もいるようだ。
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■不安感煽る演出に不快感抱く人も
しかしその一方で、しらべぇ編集部が今年4月に全国の10代~60代の男女1,880名を対象に実施した意識調査では、全体で33.9%の人が「新型コロナのニュースを見るのも嫌」と回答。
不安を煽るような内容に強い不快感を抱いてしまう人も少なくないため、娯楽として、一時的にでも不安な気持ちを和らげてくれるような演出も、テレビに求められていることも事実だろう。状況に応じて、良い塩梅が求められていきそうだ。
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(文/しらべぇ編集部・衣笠 あい)
対象:全国10代~60代の男女1,880名(有効回答数)