ボボボーボ・ボーボボ、『鬼滅』や『呪術』も取り込む「当たり判定」の大きさが話題

近年の再評価が著しいギャグ漫画『ボボボーボ・ボーボボ』だが、ネット上ではその「当たり判定」の大きさが話題になっている。

2020/11/28 05:40


 

■全ての作品はボーボボに通じていた…?

『ボーボボ』の奇跡はここだけに止まらない。『鬼滅』では「準ラスボス」の座に相応しい黒死牟(こくしぼう)という鬼が今際の際に「私はただ、縁壱、お前になりたかったのだ」と、自身の弟にコンプレックスを抱いていたことを独白する象徴的なシーンが登場。

作中における名シーンの1つなのだが、こちらも『ボーボボ』との類似性が度々指摘されている。

ボーボボ&鬼滅

『ボーボボ』の作中序盤では、主人公であるボーボボとかつての友人・軍艦が戦いを繰り広げ、その中で軍艦が本心を独白するシーンが登場。世界征服を目的としてきた軍艦だが、心の奥ではボーボボの姿を追っていたのである。

「ボーボボ、お前におれを認めさせたかった」と認めるシーンは、驚くことに構図まで『鬼滅』とそっくり。


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■「当たり判定がヤバい」と話題に

『呪術』では、作中最強を誇る強キャラの五條悟(ごじょう・さとる)が眼帯をずらす決めポーズがあり、こちらによく似たポーズも『ボーボボ』にて登場している。

ボーボボ&呪術

これらの恐ろしい偶然を踏まえ、ツイッター上では「ボーボボの当たり判定がデカすぎる」と話題に。「当たり判定」とは格闘ゲームなどにおける「物体同士が触れ合う判定のついた箇所」のことを指すが、この場合は「石を投げれば○○に当たる」的なニュアンスで、「漫画を描けば大体ボーボボでやった展開が出る」という意味合いになる。

基本的に『ボーボボ』はジャンルに囚われない多種多様なネタを作中で披露しているため、後続の漫画たちは意図せずともネタが被ってしまう…という事態が起こるのだろう。完結から10年以上が経過する『ボーボボ』だが、その偉大さには驚くばかりだ。

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(文/しらべぇ編集部・秋山 はじめ

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