終活の準備をしている高齢者は2割程度 「死を意識したくない」との本音も

自分がこの世からいなくなったときのために、エンディングノートを書くなど終活を始める高齢者が増えている。

2020/11/30 10:30


 

■断捨離で終活

終活として、断捨離する人もいる。

「もともと多趣味なので、家に物が多いのが悩みだった。これを残しておいても子供たちに迷惑がかかるだけなので、少しずつ捨てるようにしている」(60代・男性)


「部屋の整理をしていたら、昔に書いていた日記が見つかった。今読むと恥ずかしいことばかりで、自分がいなくなってから読まれるのは嫌だと思い捨てた」(60代・男性)


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■死と向かい合うのが怖い

一方で、終活の準備には消極的な人も多い。

「年齢的にも、そろそろ終活を始める時期だとは思っている。しかし、やはり自分の死と向き合うのは怖いもの。そのために、ずっと先延ばしにしている」(60代・男性)


「昔から面倒なことが嫌いなので、エンディングノートを準備するような性格ではない。それは、子供たちも十分にわかってくれていると思う」(60代・男性)


終活の必要性は感じなからも、なにもしていない高齢者が多いようだ。

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(取材・文/しらべぇ編集部・ニャック

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2020年9月18日~2020年9月23日
対象:全国65歳以上の男女129名 (有効回答数)

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