松屋、話題の690円ステーキ 卓上にない「第5の選択肢」が味の決め手に

松屋に登場したリブロースステーキ。11月29日(いいにくの日)にこの商品を食べたファンは多かったもよう。


 

■やや不親切な一面も…

また、味付けがほとんどない状態で提供されるのも不親切だ。ネットに「味が薄い」「ステーキソースはないの?」という声が散見されているのもそのせいだ。

後々HPに「お席に備え付けの焼肉のタレ甘口(カルビソース)、バーベキューだれ、ポン酢だれより、お好みのタレをかけて、お召し上がりください」という記載があることに気がついたが、店に行った時は当然知らず、料理を持ってきたスタッフからも説明はなかった。

とはいえ、24時間営業の松屋で気軽にステーキが食べられることは非常に大きいことである。肉質や味付けを追求したければ専門店に行けばいいだけで、庶民的価格で気軽にいつでも食べることが何よりの価値なのだ。現に記者がお店に行った23時ごろ、客5人のうち4人はこのステーキ定食を注文しており、ニーズを掴んでいる。


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■イチオシは塩胡椒

松屋

最後に、このステーキ定食を実食してみてわかったおすすめの味付けについてまとめてみたい。試したのは卓上においてある「醤油」「ポン酢」「バーベキュー」「焼肉のタレ」の4種の調味料。

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個人的嗜好もあるため詳細は省くが、記者のおすすめは「醤油」と「ポン酢」だ。

肉から出てくるオイルと調味料がうまく混ざり合い、さっぱりながらコク深い味に仕上げてくれる。「バーベキュー」「焼肉のタレ」も悪くはないが、タレの甘さと脂がややクドく肉の味がぼやけてしまう印象だ。

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さらにおすすめしたいのが、塩胡椒。実は現在松屋の卓上には塩胡椒のビンが置かれていないケースが多く、スタッフに言わないと持ってきてくれない。

その一手間が必要だが、塩胡椒をたっぷりかけ食べると肉の風味がより感じるように。まるで“牛タン定食”を食べているかのよう白米を食べ進められることができる。七味をかけさらに風味をプラスするのも良い。そんな自在な「味変」もこの商品の魅力のようである。

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(取材・文/しらべぇ編集部・キモカメコ 佐藤

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