『グッとラック』橋下徹氏、時短要請に協力しない店舗へ「応じなくていい」
都内では、3回目の時短要請が開始。協力店舗はどれほど…?
30日放送の『グッとラック!』(TBS系)では、28日から始まった東京都の時短要請について特集。元政治家・橋下徹氏のコメントに注目が集まっている。
■3回目の時短要請の効果は…
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、東京都では28日から酒類を提供する飲食店などに対し、時短要請を行なった。3回目となる時短要請だが、番組が都内100件の飲食店に調査を行なったところ、44店が自粛要請に応じないと回答。ちなみに、4月に行なわれた1回目の時短要請では、約9割の店舗が応じると回答している。
番組の取材に応じた店舗からは「(自粛要請された時間帯が)結構な売り上げのキャパなんで、そこ逃したら本当に潰れる」といった悲鳴があがっていた。
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■橋下氏は「応じなくていい」
橋下氏は、「元知事の立場からは、要請にしたがってほしいということは当然なんですけど、国民の立場からしたら応じなくていいと思います。今の段階は」とコメント。続けて、「もちろん、余裕があるところは応じたらいいんですけど、生活を犠牲にしてまで応じる必要はない」と説明した。
また、これまでに2度の時短要請をしたにも関わらず、新型コロナウイルス対策の特別措置法の不備を整えなかったことについて、「政治の怠慢で作ってこなかったんですから、国民がまた応じてしまったら政治が何もやらないです」と解説している。
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■ネット上では賛否の声
番組が取材を行なった都内の一部店舗では、協力金として給付される40万円では、1ヶ月分の家賃すら払えないとの声もあがっていた。
今回の放送を受け、ツイッター上では「確かに、無理に応じる必要はないよな」「生活を取るべきだよ」など、橋下のコメントに対して肯定的な声のほか、「橋下さん、言い過ぎな気がする」「少なからず、テレビで応じなくていいって言うのはどうかと思うな」といった否定的な声など、さまざまな感想が寄せられている。
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(文/しらべぇ編集部・北田力也)