『スッキリ』会食での危機意識が低い一部の利用客に… 加藤浩次が苦言
時短要請が呼びかけられるなど感染拡大が危険視されている状況。一部の危機意識が低い利用客に『スッキリ』メンバーが苦言を呈した。
30日放送の『スッキリ』(日本テレビ系)では、「勝負の3週間」の呼びかけから初の週末となる28日の東京の飲み屋街の様子をVTRで放送。感染対策への意識が低い客に、タレントの加藤浩次やハリセンボンの近藤春菜が苦言を呈する一幕があった。
■一部で危機意識が低い人も
酒を飲んでいた客によれば、感染対策をしたうえで少人数、短時間であれば問題ないだろうと集まるケースが多く、番組が取材した東京・赤羽一番街商店街ではほぼ全員が午後10時には帰宅すると答えたという。ただ、一部では午後10時以降も営業を続ける店もあり、飲酒を続ける利用客もみられたようだ。
また、飲食店の店員の話によれば、客の傾向が変わってきたという。とあるラーメン店の副店主は「ちょっと若い人が増えた。店としてはいろいろと対策してるのに、それを気にしていない人がやっぱりいる」と話し、居酒屋の店主も「やっぱり20代、30代の若い子ですよね。年配の方よりもやっぱり大きい声にもなるし、ストレスたまってるんだなって」とおもに若い世代の行動が気になると話した。
一方、高齢者たちの行動を疑問視する声も。昼カラオケ飲食店経営者によれば、歌うときにマスクをつけない客や、家族に無断で訪れる客もいるようだ。
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■店だけでなく利用客の意識も重要
世代を問わず危機意識が変わらない一部の人たちについて、近藤は「お店の方は経済的に時短要請をやってるところもあるんですけど、店に行くお客さんによってお店にもちょっと迷惑がかかってしまってるんだなって思うと、お客さんの協力は大事」とコメント。
さらに、夜の会食やカラオケで感染が拡大していると思い込んで「昼なら大丈夫なんじゃないか」と間違った意識をしている人がいることを問題視し、「お店が対策していても、お客さんがマスクを外して歌ってしまったりすると広がってしまいますからね」と訴えた。