広島名物「島巡りツアー」、絶対観光すべき素敵アイランド3選
広島を舞台に行われている大型観光キャンペーン「せとうち広島デスティネーションキャンペーン」。しらべぇ記者は行ったことのない島を巡った。
■名物の明暗が激しすぎる島
2つ目は「大久野島(おおくのしま)」。ここは「ウサギ」と「毒ガス」という合わせちゃいけないようなキーワードで有名になっている。周囲4kmほどの小さい島で、下船すると野生のウサギがそこらじゅうでピョンピョンしている。しかも大変かわいらしく、人間に慣れている。
ガイドさんに話を聞くと「約900羽はいる。でも新型コロナで山奥に帰っちゃった」という。正確には新型コロナに怯えたわけではなく、餌をくれる観光客が減ったため山奥の方に戻っていったということだった。
島にはホテルや温泉などもあるが、もう一つの名物になっているのが「毒ガス資料館」。戦時中、この島で毒ガスを製造していたという歴史があり、その歴史を後世に伝えるため、さらには悲劇を繰り返さないために資料館が建てられたという。
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■取材できず…
外に出してあった看板を読む。うーん、まるで古代の石板のようで何が書いてあるかはわからない。そして資料館の意図に反して、自然に発生したサビがより一層おどろおどろしい物に仕上げてしまっている。
せっかくだから取材しようと中に入ったが、管理人の男性に「取材するなら事前連絡しなきゃだめだよ」と追い出されてしまい、仕方なくウサギに餌をあげることにしたのだった。
ウサギたちはそこらじゅうに穴を掘って走り回っている。記者も餌をあげようとしたが、満腹だったのか寄り付かず、近くいた綺麗なお姉さん(プレスツアーに帯同しているガイドさん)には群がるという始末。ここのウサギ、だいぶお利口なようだ。