「体外受精で彼の子を産む」と切望の婚約者 事故死した男性の精子を冷凍保存へ

彼女は外見も中身も、とても美しい女性。再び素敵な男性が目の前に現れるかもしれないのに、「彼を永遠に愛していたい」と言う。

社会

2020/12/05 12:00

体外受精
(Christoph Burgstedt/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

愛し合うふたりは間もなく結婚する予定で、可愛い子供たちに恵まれる人生の幕開けを心から楽しみにしていた。

しかしスケートボーダーの男性は、練習中の悲惨な事故により急逝。残された婚約者の驚きの決断を、イギリスのメディア『Mail Online』『Mirror』などが伝えている。



 

■スケートボーダーの死

オーストラリア・クイーンズランド州のマジンバ・スケートパークで、スケートボーダーのクリス・ピントさんが深刻な事故に見舞われ、脳挫傷により2日後に亡くなった。まだ32歳の若さだった。

その死に激しいショックを受けたひとりが、ジェス・クラッセンズさん。彼女はクリスさんの婚約者で、間もなく結婚する予定だったのだ。


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■子供が大好きだった2人

「私たちは心から愛し合っていました。結婚して可愛い子供を一緒に育てる。それが2人の夢でした」と語るジェスさん。

そんな彼女がクリスさんの両親に「体外受精を試してでも、どうしても彼の子を産み育てたい」と打ち明けると、彼らは深い悲しみのなかでも温かい心でその気持ちに向き合い、承諾してくれた。

続いて、市内の不妊治療クリニックの医師がジェスさんの決意に賛同。クリスさんの遺体から素早く精子を採取し、冷凍保存に成功した。

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