「こんな時間に非常識だ!」 大ボリュームで音楽を聴く19歳男性を40代男が殺害
ほとんどの人が眠っている時間帯に放たれた大音量の音楽。苦情を入れた40代の男は、口論の激化により冷静さを失ってしまった。
古今東西を問わず起きている「騒音」が発端となった事件。多くの人が眠っている深夜や早朝のそれは、確かに非常識で迷惑な行為だ。ある殺人事件の話題を『NEW YORK POST』や豪メディアの『7News』が報じている。
■未明のホテル駐車場で…
米国・オレゴン州ジャクソン郡のアシュランドという町で11月23日午前4時半頃、大音量で音楽を聴いていたエイダン・エリソンさんという19歳の男性が銃殺された。
現場はホテル『ストラトフォード・イン』の駐車場。警察はその後、このホテルに宿泊していたロバート・ポール・キーガンという47歳の男を、第二級殺人容疑で逮捕した。第二級殺人は、殺意はあるものの計画性がない犯行に適用される。
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■「こんな時間に非常識だ」
キーガン容疑者は、駐車場の一角で大音量で音楽を聴いていたエリソンさんの元に向かい、「こんな時間にうるさい」と苦情を入れた。しかし口論になり、激高した同容疑者はコートから拳銃を取り出すと、エリソンさんの胸に至近距離から発砲した。
エリソンさんはホームレス。またキーガン容疑者は山火事の被害に遭った地域の住民で、3歳の息子を連れて同ホテルに滞在していた。父親の逮捕・拘留により、息子は祖父母が世話をしているという。