29歳女性が「27歳の赤ちゃん」を出産? 進歩し続ける受精卵凍結保存の技術

「凍結胚の里親に」という呼びかけは、世界でも極めて珍しく、そして新しい幸せのかたちを運ぶコウノトリだった。

社会

2020/12/05 16:30

妊娠
(Prostock-Studio/iStock/Getty Images Plus/画像はイメージです)

生後まだ1ヶ月ちょっとの本当に小さな赤ちゃん。その子は本来なら、ママと2歳しか違わない27歳だという。そんな不思議な出産が叶ったのは、受精卵凍結保存の技術のおかげだった。驚きの話題を『NEW YORK POST』や『Fox News』が伝えている。



 

■親子4人で迎えるクリスマス

米国・テネシー州のノックスビルに暮らすベンジャミン・ギブソンさん(36)と妻のティナさん(29)。2017年11月、26歳だったティナさんは長女エマ=レンちゃんを出産し、今年の10月には次女のモリー=エヴァレットちゃんが誕生した。

親子4人で迎えるクリスマスを一家はとても楽しみにしているという。


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■珍しいコウノトリ

以前に、嚢胞性線維症を発症していた夫のベンジャミンさん。不妊は避けられなくなり、夫妻は養子を迎えることを検討したが、そんな中で凍結胚の里親を募集しているとの情報を知った。

自分たちと小柄な外見がそっくりなカップルが凍結胚を提供していることを知り、ギブソンさん夫妻は「里親になる」と決断。厳しい管理の下で融解された凍結胚(凍結受精卵)がティナさんの子宮に移植され、やがてエマちゃんとモリーちゃんのふたりが生まれた。姉妹は共に健康だという。

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■融解から出産まで全て順調

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