隣人トラブルがメッタ刺し事件に 重い障害を負った被害者の母が激怒

短い実刑を経て解放される加害者と、障害と向き合い生きていかねばならない息子。その現実に、被害者の母は苦悩している。

2020/12/06 10:00

ナイフ
(Kevin Brine/iStock/Getty Images Plus/画像はイメージです)

近所で暮らす男と喧嘩になり、ひどいケガを負わされた男性。にもかかわらず、加害者には短い実刑判決が下されたことを、『METRO』などが報じている。



 

■事件発生の経緯

今年6月15日、英国のニューカッスル・アポン・タインで暮らすライアン・コヴェルさん(22)が、近所で暮らす男(25)と口論になった。

その日、ふたりは酒の勢いもあってか、もみ合いに。カッとなった男は刃物を手に取り、ライアンさんの首などをメッタ刺しにした。ライアンさんは首から大出血しながらも、現場となった自宅アパートから飛び出し、その後に病院に救急搬送された。


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■九死に一生を得た男性

手術を受けたライアンさんは、頭蓋骨の一部を切除され頭が陥没したが、死を免れた。

しかし、今もなお全快にはほど遠く、家族と医療関係者に支えられながら必死に生きている。よってライアンさんは、事件について警察に話をすることもできず、経緯を説明できるのは加害者のみという状態だ。

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■障害と共に生きることに
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