Googleナビが誘導したトンネルに衝撃 どう見ても「クッパ城」直通の土管だった

インパクトがあまりに凄まじいトンネルの写真が話題となっている。市に話を聞いてみると…。

2020/12/07 12:15

「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった」とは、かの有名な文豪・川端康成の代表作『雪国』冒頭の一節だが、近頃ネット上では「あるトンネル」のインパクトあふれる様子が話題となっている。


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■本当にトンネルなのか…?

注目を集めているのは、ツイッターユーザー「ゆるるるー」さんが今月1日に投稿したツイート。「ここGoogleナビで案内されて驚いたとこだ!!」と綴られた投稿を見ると、「頭上ひくい」「道幅せまい」という看板が立てられたトンネルの中に進入していく1台の車の写真が。

看板の文言の通り、かなりギリギリのスペースなことは間違いないが、驚くべきは完全に筒状となっているトンネルのフォルムだろう。「トンネル」というよりは「土管」や「排水管」といった表現がピッタリである。


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■市の職員にも話を聞いた

岩谷隧道
(画像提供:ゆるるるーさん)

本当にトンネルなのかよ…と半信半疑の思いで、写真が撮影された静岡県・掛川市の役所に問い合わせてみたところ、こちらは「岩谷隧道」(いわたにずいどう)という名前のれっきとしたトンネルであることが判明。

維持管理課の担当者に詳細を訊ねると、「全長は63.8mで幅員は1.6m、高さは2mとなっております」「竣工されたのは昭和6年と記録されています」とのことだ。ちなみに今後の拡大工事の予定はないという。

岩谷隧道
(画像提供:ゆるるるーさん)

入り口のインパクトがとんでもないトンネルだが、じつは康成の『雪国』に登場するトンネル同様、「抜けた先」にも驚きの光景が広がっているのだ。

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■「短いトンネル」を抜けるとそこは…
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