スタッフから差別を受けるコロナ病棟の看護師 坂上忍が「信じられない」と絶句
新型コロナウイルスの感染リスクと隣合わせの中、コロナ病棟で働く看護師たち。他スタッフから差別を受けるという苦悩に、坂上忍たちが怒りをあらわにした。
7日、新型コロナウイルスに感染して重症者となった患者が530人と過去最多になるなど、医療が逼迫している状況。そうした中、現場では医療従事者に対する「差別」が起こることも…。
8日放送の『バイキングMORE』(フジテレビ系)で特集し、MCの坂上忍をはじめ出演者たちが激怒する一幕があった。
■スタッフから差別されるケースも
番組では愛知県のコロナ病棟で働く看護師の苦悩を紹介。人件費削減のため給料もボーナスも減額になってしまったとし、モチベーションが保てない状態で働いているという。
また、友人たちがGoToキャンペーンなどで旅行をしている一方で、自分たちは感染リスクがある場に行けず友人たちと温度差を感じるとのこと。
そして、差別に怯えるケースも。他病棟のスタッフから「エレベーターを使うな」「汚いから足を拭け。病棟に入るな」「患者数が少ないから楽でいいね」と言われ、家族からも差別されてしまうのではないかとの恐怖からコロナ病棟で働いていると言えないようだ。
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■出演者たちから怒りの声
この声に、坂上は「ちょっと…信じられないね」と言葉を失う。話を振られたブラックマヨネーズの小杉竜一も「ちょっともう…そんなヤツ(差別をする人)、しばいたるしかないですね。ホンマに腹立つ」と怒りをあらわする。坂上も「こんなんだったら人間不信になっちゃうわ」とコメントする。
坂上が、医師の金子俊之氏に「コロナの患者を診れば診るほど損をするっていう、これこそ差別なんじゃないのって思っちゃうんだけど。おかしいでしょそれは」と訴えると、金子氏は「現状としては、本当にコロナを診療している医療機関が割りを食ってます。診療すればするほど経営は悪化してます」と話す。
金子氏のコメントに、坂上をはじめ出演者たちは「おかしい!」「頑張ってる人が報われてない、ありえないことが起きてる」と激怒していた。