「長打力を兼ね備えた天才」 ソフトボール・長﨑望未が現役引退を発表

ソフトボール全日本代表監督の宇津木麗華氏から「長打力を兼ね備えた天才」と評された長﨑望未が引退を発表した。

2020/12/09 16:45

長﨑望未

9日、トヨタ自動車女子ソフトボール部レッドテリアーズの長﨑望未(ながさき・のぞみ)選手が、2020年シーズンをもって現役を引退することを発表した。



 

■宇津木麗華「長打力を兼ね備えた天才」

京都西山高等学校在学中の2008年、インターハイ優勝に大いに貢献、高校卒業後の2011年からは、トヨタ自動車女子ソフトボール部レッドテリアーズに所属していた長﨑選手。

初出場となったソフトボール日本リーグでチーム優勝の原動力となり、自らも本塁打王、打点王、ベストナイン、新人賞の四冠に輝いた。

また、2011年12月に開催された世界女子ソフトボールジュニア選手権では、レギュラーとしてチーム準優勝に貢献。 2014年に日本代表入りし、代表監督の宇津木麗華氏からは「長打力を兼ね備えた天才」と評された。


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■長﨑選手コメント

今回の発表に際し、長﨑選手からのコメントが到着している。

長﨑:約20年間の競技人生はとても濃い時間であり、トヨタに入団させて頂いてからの10年間、暖かく応援して下さったファンの皆様のサポートのおかげでソフトボールを全力で全うすることができました。


時には怪我に苦しみ心が折れそうになる事もありましたが周りの方々の声援が力になり最後まで走り切ることができました。


今振り返ってみても素晴らしい日々だったなと感じていますし、本当に幸せな時間を過ごしてこられたのだと実感しています。最後まで温かいご声援を頂き本当にありがとうございました。


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■今後はオンラインサロンにも挑戦

長﨑:今後につきましては、ソフトボールの普及や、スポーツの素晴らしさを一人でも多くの方々に発信していけるよう努めて参ります。ソフトボールの技術やメンタルトレーニングを含めたオンラインサロンを立ち上げる挑戦もしていきます。


また、メディア活動に関しましては、何事にも全力で取り組んで精進して参ります。その中でもリポーターやキャスターにも挑戦していきたいと思っています。


私自身、新しい活動になり不安もありますが、これからも変わらず温かい応援、ご声援をよろしくお願い致します。


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(文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部

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