銀行強盗の動画が拡散されるも「デマ」と発覚 投稿者は垢消しする事態に
ツイッター上で銀行強盗の一部始終と思われる動画が話題に。その後、投稿者は姿を消し…
■銀行側は「そのような事実はございません」
その後、現場と噂されている同銀行に問い合わせの電話が相次いだのだろう。同銀行は同日、公式ホームページで「本日、ツイッター上に当行の営業店に強盗が入ったという情報が流れていますが、そのような事実はございません」と銀行強盗の事実はなかったと発表。
いわゆる「デマツイート」だったわけだ。なお、投稿者は現在ツイッターアカウントを削除しているが、しらべぇ編集部が投稿主にコンタクトを取った段階では「すいません。訓練なのです」と返信していた。
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■デマ情報を拡散したことがある人は
今回、銀行強盗に巻き込まれたというデマ投稿は多くの人により拡散され、ネットを騒然とさせる事態に至った。投稿者もここまで拡散されるとは思っていなかったのだろう。
しらべぇ編集部が全国10〜60代の男女1,880名に調査したところ、全体の8.6%が「ネットの間違った情報を拡散したことがある」と回答している。
また、別の調査では全体の26.2%が「ネットで見た情報を信じる」と回答していることも判明。投稿者からしたら、ちょっとしたイタズラだったのかもしれないが、悪質な行為であることには間違いない。
そして、我々拡散する側も「本当の情報なのか」と精査するリテラシーの高さが必要といえるだろう。
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(文/しらべぇ編集部・北田力也)
対象:全国20代~60代の男女1,357名 (有効回答数)