60代女性の6割が「プラスチックゴミ減を工夫」 個人の対応には限界も

プラスチックゴミを減少させるために、レジ袋の有料化が実施された。しかし環境保護には、さらなる対策が必要だ。

2020/12/11 11:00



■自炊しないために

自炊しない人の家は、どうしてもプラスチックゴミが多くなってしまう。

「ひとり暮らしで自炊しないので、食事はほぼコンビニの弁当などで済ませることが多い。そのためにプラスチックゴミばかり出て、あまりエコではないとは思っている」(20代・男性)


個人で対応するには、限界があるとの意見も。

「売っている商品がプラスチックの容器に入っているものが多く、個人で対応するのは限界がある」(30代・女性)


関連記事:萌えるゴミ袋爆誕と話題 市は「有料化することでゴミを減量化したい」

■企業の対応が求められる

プラスチックゴミを減らすには、企業の対応が必要不可欠であるのは間違いない。

「消費者がプラスチックゴミを意識するのは、もちろん大切だと思う。しかし本格的にプラスチックゴミを減少させるには、提供側である企業の対応が求められる」(40代・男性)


「カフェやコンビニが、紙ストローを導入したのはいい試みだと思う。たしかに最初は違和感があるけれど、使っていくうちに慣れていくはず」(30代・女性)


社会全体が、さらにプラスチックゴミについて考えていく必要がありそうだ。

・合わせて読みたい→「レジ袋有料化のずっと前から」 30代以上の女性8割がエコバッグを利用

(取材・文/しらべぇ編集部・ニャック

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2019年10月18日~2019年10月30日
対象:全国10代~60代の男女1,733名 (有効回答数)
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