トマト日本一農家のまるで「ミッキーなトマト」が話題 変な形になる秘密を直撃
かわいすぎるトマトを作るためにはコツがあった。日本一トマト農家の心がけとは…
2020/12/12 10:00
農林水産省によると、今月2日までの週のトマト価格調査では、キロあたり727円(全国平均)で例年比86%となっている。そんな中、トマト日本一農家の「かわいすぎる」トマトが話題を呼んでいる。
■トマト日本一農家の秘密
新潟市北区にある曽我ファームは、トマトを専門に栽培し、トマト日本一を決める「野菜ソムリエサミット」で大賞を受賞した。『栽培が難しい「ファースト系大玉トマト」という品種を使い、他では真似のできない味を実現しているのが自慢」と経営者の曽我氏。
今話題を呼んでいるトマトについては、「じつは規格外トマトを作るためにはコツがある」と語る。
朝起きたら今までにない量のケチャップ注文が入っていて震えております・・・ありがとうございます(何とか年越せそう)・・・ご注文順にどんどん発送していきます!来期は規格外トマトも販売してみたいと思います! pic.twitter.com/DpReDWkZMq
— フルーツトマトの曽我農園 (@pasmal0220) December 10, 2020
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■トマトをおいしくするための副産物
そのコツとは、トマトを美味しくするために水分を少なくし、生育温度を低くして栽培すること。結果として、規格外が出やすくなるとのことだ。規格外トマトは主に4月から5月にかけて出現し、多いときには全体の約3割を占めることもあるという。
おいしいトマトを作るための副産物であり、「努力の結晶」ともいえそうだ。