「ご飯がまずい」と妊娠中の妻に暴行 自殺にみせかけた夫を殺人罪で起訴

赤ちゃんが誕生すれば妻は子育てに追われる。慌ただしい生活を想像してもなお、夫は自分のことばかり考えていた。

社会

2020/12/13 19:30

妊婦・DV
(Kladyk/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

妊娠し、赤ちゃんを自分の腕に抱く日をそれは楽しみにしていた20代の女性が、なぜ「死のう」などと考えるのか。フェイスブックに綴られていた遺書のような文章、そしてノートに綴られた人生への絶望感。

それらがすべて夫の画策であったことを、英国のメディア『The Sun』やブラジルのメディア『GLOBO』が伝えている。



 

■事件現場は血の海

ブラジル・サンパウロ市の北部に位置するヴァールゼア・パウリスタ。この町で昨年12月23日、フランシーヌ・リゴ・ドス・サントスさんという21歳の女性が変死体となって発見された。

検視では喉を深く切り裂かれたことによる失血死と判断され、同じ部屋で首と手首に軽い傷を負っていた夫のマルセロ・アウグスト・デ・スーザ・アラウホも病院へ。現場となった自宅は血の海だった。


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■実家の家族が原因で自殺?

この事件は12月23日、フェイスブックに「夫婦ふたり一緒にあの世に逝きます」という遺書めいた文章が綴られていることに気付いた親類が警察に通報し、発覚した。

現場にあったノートにも、夫妻が人生に絶望していることが綴られていた。家族がひとり増えることの不安に加え、フランシーヌさんが実家の家族とうまくいかず人間関係に悩んでいるという内容だった。だが、彼女が赤ちゃんのママになる日を大変楽しみにしていたこともわかってきた。

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■「料理がまずくて…」

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