JR東、大晦日の24時間運行中止を決定 「英断」「密を生む」と賛否
JR東日本が大晦日の24時間運行中止を決定。ネット上で賛否の声が上がるなど、様々な余波を生んでいる。
■イベント側も動揺
しっかりコロナ対策を組んだ上で企画していたイベント運営側も、突然の発表に動揺が隠せない。特に試合時間が読めないスポーツイベントには影響が大きい。
RIZINを主催するドリームファクトリーワールドワイドに取材をすると、「まだ最終試合を何時にスタートするか調整している段階。(鉄道の終夜運行中止についての)議論はこれから行なっていく予定です。例年だと22時台に最終試合が終わりますが、その後会場ではカウントダウンを行うこともあり…」と現在の状況について教えてくれた。
試合終了を見届けカウントダウンをスルーすれば問題ない計算だが、終電を焦って駅に多くの客が集中すれば「密」を生んでしまう可能性もあるだろう。
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■ネットでは賛否
ネット上では、終夜運行中止の発表に「英断!」「仕方ない」「中止でいいよ!」と肯定的な意見がある一方、中止決定が遅いのでは、という声も。
すでにイベントに行くための準備を進めていたファンも多く、「イベントも中止したほうがいいのでは」「タクシーやカラオケ、満喫が密になるだけ」「明け方まで幕張メッセ内での待機になりそう」「密を生みそう」と不安の声も上がっている。
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(取材・文/しらべぇ編集部・キモカメコ 佐藤)