「日産リーフの充電口が凍結で開かない」と話題 原因と対策を本社に聞いた

電気自動車リーフの冬の思わぬトラブルが話題に。その解決策とは…

2020/12/19 11:00

リーフ外観
(写真提供:日産自動車)

2030年代半ばの「脱ガソリン車」への議論がスタートする中、環境省は30年までに調達する公用車をすべて電気自動車(EV)や、プラグインハイブリッド車、燃料電池車にし、ハイブリッド車は禁止する方針を打ち出した。

そんな中、電気自動車「日産リーフ」の思わぬトラブルが話題を呼んでいる。



 

■発売10周年を迎え進化したリーフ

「日産リーフ」は、発売開始から10周年を迎え、今月3日にはグローバル累計販売台数が50万台に達した。

2019年1月には、バッテリー密度を増やし、容量を40kWhから62kWhへ増加した「日産リーフe+」を投入。その航続距離は、約40%アップの458km(WLTCモード)を実現してみせた。

現在は、日本、アメリカ及びイギリスの工場で生産され、世界59の国や地域で販売されている。また国内の充電設備は約3万300基、急速充電器は7,800基となり、ガソリンスタンドの3万70基(2018年度)を超えた。


関連記事:ニトリ、ハンディファンの意外な機能が超便利 「有能すぎて3つ購入した」

 

■肝心の充電口が凍結して開かない

そんな中、SNS上では「雪が降った日に、フロント部分にあるリーフの充電口が凍結して開かない」と話題になっている。これはなぜなのか。

日産本社広報部は、しらべぇの取材に対して「水分が、充電ポート内上部からポートキャップのロック部分に流れ込むことがある。その状態で気温が下がると凍結し、充電ポートキャップが開かない場合がある」と述べた。

Amazonタイムセール&キャンペーンをチェック!

次ページ
■販売会社に相談してほしい
地球温暖化バッテリー日産環境省関越自動車道立ち往生リーフ脱ガソリン車ハイブリッド車
シェア ツイート 送る アプリで読む

人気記事ランキング