週末には新たな警報の可能性も 日本海側を襲う大雪を気象予報士が解説
関越自動車道では多くの自動車が雪で立ち往生。この週末には警報地域が拡がる恐れも。
■「記録的」は災害発生のサイン
大雨の場合もそうですが、何事も「記録的」レベルになると災害が起こるということを頭に入れておく必要があります。
現在も大雪警報が出ている所があります。「警報」は「災害レベル」になることを「警告」する予報です。皆さんは大“雨”警報が出ている時に、危険を冒すでしょうか。
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■新たな警報の可能性も
また、日曜にかけて大雪警報が新たに発表されたり、継続したりする可能性もあります。ピンク色に塗られている所は、大雪警報が出る可能性がある地域です。
新潟県内ではこの土日でさらに1m以上の雪が降り積もる恐れがあります。危険な場所には近づかない、自分の技術を過信しない、同行者から目を離さない、慎重に行動する、といったことが必要です。
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(文/気象予報士・千種ゆり子)