東国原英夫、屋形船の風評被害責任に持論 「他人ごとじゃない」と批判も
『TVタックル』で屋形船の風評被害について語った東国原英夫。その内容が物議を醸すことに
20日放送の『ビートたけしのTVタックル』(テレビ朝日系)で、東国原英夫が屋形船の風評被害について持論を展開。その内容が物議を醸している。
■屋形船の現状を紹介
番組では新型コロナウイルスの影響を受けた企業として、大正5年創業の屋形船「あみ達」を取り上げる。
屋形船で感染者が出たことで風評被害を受けたことから、現在は除菌効果のあるオゾン発生器や飛沫防止シートの設置、適時の換気に加え、料理の個人盛りなど、厳重な感染防止対策を施していることが紹介された。
スタジオに出演した「あみ達」の高橋並子氏は、現在の売上について「前年対比マイナス90%ですね」と厳しい状況になっていることを明かす。ビートたけしは「屋形船もちゃんと、歴史があって風情があるとこなのに、病気1個で文化までいかれるかっていうのはあるね」と嘆いた。
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■風評被害の半分は行政の責任
司会の阿川佐和子は「散々な風評被害に遭ったところほど、きちんとした対策をしているっていう表明になる。逆にそっちのほうが安心」とコメントする。
東国原は「行政は風評被害に遭わせたのは自分らの責任でも半分あるわけだから、その責任を取る形ってのも、やっぱりやっていかなきいけないと思います」と力を込める。
経済学者の門倉貴史氏は「感染が拡大しているときは、どんなに安全だってアピールをしても、人が減っていっちゃうのはどうしても避けられないと思うので、やっぱり休業補償するとかですね、そういう救済措置っていうのが必要なのかなと思います」分析した。