橋下徹氏、GoToトラベルの全国一斉停止に「反対」 視聴者からは納得の声も
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、GoToトラベル事業が全国一斉停止に。これに橋下徹氏が苦言を呈した。
21日放送の『グッとラック!』(TBS系)では、新型コロナウイルスの感染拡大によるGoToトラベル事業の全国一斉停止について注目。元大阪府知事の橋下徹氏が、政府の対応に苦言を呈した。
■GoToトラベルの停止に謝罪
14日、菅義偉首相は、GoToトラベル事業の全国一斉停止を発表。これにより、ホテルやレストランではクリスマスや年末年始の予約キャンセルが相次いでいる。
番組が都内のホテルに取材をしたところ、GoToトラベル全国一斉停止の発表後から数日間で300室以上のキャンセルがあったという。菅首相は「GoToを利用して年末年始に帰省される方、大変申し訳なく思います。また、準備をしていた事業者の皆さんにもご迷惑をかけております」と謝罪した。
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■橋下氏「一斉停止は反対」
橋下氏は「ずっと前から危険な地域と危険でない地域で分けて、危険な地域を止めればいいと言い続けてきた」とし、「一斉停止は反対」と見解を示す。
また、GoToトラベル停止の経緯について「分科会がステージ3相当になれば止めなければいけないと言っていたが、菅首相は止めなかった。今回はステージ2にもなっていないような所も止められてしまったので、もう何がなんだか分からないんですよ」とコメント。
続けて「西村大臣が知事の意見を尊重すると言っておきながら、その意見を聞かずに政府が決めてしまう。こういうやり方は法治国家のやり方ではないと思う」と疑問を呈した。