“裏口入学”裁判で太田光が勝訴も… 坂上忍が生放送で激怒した理由

太田光への名誉毀損が認められるも、坂上忍が着目したポイントは… 「芸能人」ならではの判決に、スタジオでもどよめきが

2020/12/21 15:45

太田光

爆笑問題の太田光が、日大芸術学部に裏口入学したとする記事が『週刊新潮』に掲載され、名誉を毀損されたとして、発行元である新潮社に約3,300万円の損害賠償と、謝罪広告の掲載などを求めた訴訟。

21日、東京地裁が新潮社に440万円の支払いと当該記事の削除を命じたが、「謝罪広告」をめぐる判決について、同日放送の『バイキングMORE』(フジテレビ系)にて、俳優・坂上忍が声を荒げた。



 

■謝罪広告の掲載請求は棄却

名誉毀損が認められたことを受けて、各メディアは「太田光 勝訴」と報じているが、坂上が着目したのは、「謝罪広告掲載の請求は棄却された」という部分。

「太田さんの主張が認められたのに、謝罪は要らないっていうの? だって誤報だったんじゃないの?」「(名誉を)毀損するような記事だったわけだから、謝罪は当然ありきだと思う」と疑問を投げかける。


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■有名人は自力で名誉回復できる?

番組に出演した国際弁護士・清原博氏によれば、謝罪広告については「裁判所はあまり認めようとしない」傾向もあり、今回は「金銭の賠償で償われたと認定された」と見られるという。

太田の謝罪広告掲載請求が棄却された理由について「原告は各種メディアを通じて自ら名誉回復を図る事が可能」とされていることが紹介されると、坂上は「冗談じゃないよこんなの!」「こんな無責任なこというの!?」と激怒。

スタジオからも、太田が求めていたことは、損害賠償よりも謝罪広告のほうだったのではないかとの声も上がり、坂上は「これの損害がどんなものか分かってる!?」と、怒りを滲ませた。


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■ネット上でも共感の声

坂上の怒りにスタジオの出演者の多くも共感していた他、インターネット上でも「坂上忍がキレるのも分かる。芸能人だからこそイメージとか印象が大事なのに…」「理不尽に対する坂上忍の憤りが伝わってくる」といった声が。

なお、判決を受けて新潮社は控訴する意向を示しており、今後の展開が注目される。

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(文/しらべぇ編集部・衣笠 あい

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