新型コロナ「変異種」の水際対策 坂上忍は「先手を打った試しがない」
イギリスにて、新型コロナウイルスの変異種が確認され、ロックダウン状態に。日本の水際対策は…
22日放送の『バイキングMORE』(フジテレビ系)では、英・ロンドンで新型コロナウイルスの変異種が確認され、ロックダウン状態になったことについて特集。番組MC・坂上忍の指摘に、視聴者から反響があがった。
■新型コロナウイルスの変異種
イギリスのジョンソン首相は、19日に行なわれた会見で、最近発見された新型コロナウイルスの変異種は、通常より1.7倍の感染力を持つと発表。20日からロンドンを含む同地域で外出を制限するなど抑止策が強化された。
変異種は、専門家で構成する諮問機関が分析し、重症化のリスクや、死亡率が高くなったりワクチンが効きにくくなる証拠はないという。
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■日本の水際対策は…
各国ではイギリスからの渡航禁止といった対策を打ち出す中、加藤勝信官房長官は「我が国において同様の変異したウイルスは確認されていない」とし、「英国からの入国については、感染状況などを見つつ慎重に対応していく」と説明。
日本では、海外からの観光客を除く、ビジネス客の入国は可能となっており、来日後の2週間の隔離等の措置も行なわれていない。
これに、ジャーナリスト・岸田雪子氏は「ある程度経済を動かす必要があるとして、隔離措置も行なわれていない。水際対策が心配なところ」とコメントしている。