10代女性の7割が「ネット上の誹謗中傷でツラく」 芸能人への批判的返信で
インターネットが普及し、世の中は便利になった。しかし誹謗中傷の書き込みなど、新たな問題に直面している。
■炎上を楽しむ文化は昔から
自分に関係ない投稿には、あまり気持ちが動かないという人も。
「自分に対しての批判でなければ、あまりつらい気持ちになることはない。ただ誹謗中傷を平気で書く人は、想像力が欠如しているとは思う」(30代・男性)
SNSの普及により、批判が本人に届きやすくなった。
「ネット上の炎上を楽しむ文化は、昔からあるもの。ただ最近はSNSの普及で、本人に直接、突撃する人が増えた」(40代・男性)
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■普段は普通の人なのに
誹謗中傷を書いている人も、普段は普通の人である。
「趣味が同じで相互フォローしている人が、芸能人のTwitterに悪口を返信しているのを見てしまった。普段のやりとりは普通なだけに、人はわからないものだと思った」(30代・女性)
文字でのやりとりが、ハードルを下げてしまっているのだろう。
「SNSならば、なんでも書いていいと思っている人が多い気がする。その投稿の先には、生身の人間がいることを忘れないでほしい」(40代・女性)
インターネット上でも、相手を思いやる気持ちが大切である。
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(取材・文/しらべぇ編集部・ニャック)
対象:全国10代~60代の男女1,733名 (有効回答数)