10代女性の7割が「ネット上の誹謗中傷でツラく」 芸能人への批判的返信で

インターネットが普及し、世の中は便利になった。しかし誹謗中傷の書き込みなど、新たな問題に直面している。

2020/12/25 09:30


 

■炎上を楽しむ文化は昔から

自分に関係ない投稿には、あまり気持ちが動かないという人も。

「自分に対しての批判でなければ、あまりつらい気持ちになることはない。ただ誹謗中傷を平気で書く人は、想像力が欠如しているとは思う」(30代・男性)


SNSの普及により、批判が本人に届きやすくなった。

「ネット上の炎上を楽しむ文化は、昔からあるもの。ただ最近はSNSの普及で、本人に直接、突撃する人が増えた」(40代・男性)


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■普段は普通の人なのに

誹謗中傷を書いている人も、普段は普通の人である。

「趣味が同じで相互フォローしている人が、芸能人のTwitterに悪口を返信しているのを見てしまった。普段のやりとりは普通なだけに、人はわからないものだと思った」(30代・女性)


文字でのやりとりが、ハードルを下げてしまっているのだろう。

「SNSならば、なんでも書いていいと思っている人が多い気がする。その投稿の先には、生身の人間がいることを忘れないでほしい」(40代・女性)


インターネット上でも、相手を思いやる気持ちが大切である。

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(取材・文/しらべぇ編集部・ニャック

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2019年10月18日~2019年10月30日
対象:全国10代~60代の男女1,733名 (有効回答数)

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