お笑いコンビ・EXITが、24日放送の『ABEMA Prime』(ABEMA)に出演。デジタル庁構想や流行禁句大賞などについてコメントした。
■じつは機械が苦手
判子の廃止などでテレワークへの移行が進んだり、引越しなどの煩雑な手続きがスムーズになることが期待される一方で、個人情報の管理など不安な点も多いデジタル構想。
EXIT・兼近は「僕は圧倒的に機械が苦手なんで、できる限りデジタル化は怖い。やめてほしいって部分もあるんですけど」と慎重派のコメント。
一方で「もちろんデジタル化した方が絶対に何事もスムーズにいくって話も聞くんで、僕もデジ対応していかないとなって」と前向きな姿勢を見せた。
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■知識の世代格差
デジタル化によって公的な手続きが簡略化されるという解説に、「そもそも信じられないぐらい手続きするのがすごく嫌」と兼近。
「まもなく30ですけど、未だにわかんないこといっぱいありますし、いろんなカードいろんな手続きの方法を知ることが最近になっていっぱいある。それこそ印鑑証明がどうだとか法人になったらこうだとか」と、手続きの苦労を告白。
また「(上の世代は)膨大な量をたぶん覚えられた世代だと思うんですよ。だから僕との世代間(格差)はめちゃくちゃある。それは簡単なことだっていうのと、めちゃくちゃムズイから一本化して楽になったほうが下の人たちも助かるんじゃないか」と若者からの視点を展開した。
■一番の問題はプライバシー
相方のりんたろー。はデジタル化の問題点について「これの議論ってなんか、結局デジタル化する一方でプライバシーをどこまで保護するかみたいな、そっちのような気がする。デジタル化するのはいいけど成績が入ってきちゃってその人のプライバシーは守られるのか」とコメント。
スタジオからは「お金の流れなどの不正が起きにくくなるんじゃないか」という期待や「生活の汚い部分までわかってしまうが、開き直る覚悟が要求されているんじゃないか」といった意見が上がった。
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(文/しらべぇ編集部・しらべぇ編集部)