なかにし礼さん死去 作詞を手掛けたTOKIO『AMBITIOUS JAPAN』を再評価する声も

作詞家で小説家としても活躍したなかにし礼さんが死去 「日本コロムビア」の公式アカウントも追悼コメント

2020/12/25 13:30

なかにし礼

『北酒場』『石狩挽歌』などのヒット曲で知られる作詞家で、直木賞作家でもあるなかにし礼(なかにし・れい、本名中西禮三=なかにし・れいぞう)さんが23日、死去した。82歳だった。



 

■細川たかしも追悼コメント

なかにしさんは23日、心筋梗塞のため東京都内の病院で亡くなったとのこと。ともに細川たかしの『北酒場』を手掛けた作曲家・中村泰士さんも、20日に81歳で死去している。

細川は、自身の代表曲の作詞家、作曲家の訃報が続いたことを受けて、追悼コメントを発表。「また1人、昭和の偉人が亡くなってしまい残念でなりません。長い間闘病されていたと聞いていたので、今は天国でゆっくりとお休みくださいと祈るばかりです」と、哀悼の意を表している。


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■コロムビアレコードは作品を紹介

レコード会社「日本コロムビア」の公式アカウント「コロムビアレコード【演歌・歌謡曲】」も25日、追悼メッセージをツイート。

前日には中村さんを悼むコメントを投稿していたこともあり、「#なかにし礼 さんがお亡くなりになりました。連日、悲しい知らせばかりです……」と、弔意を表している。

さらに「コロムビアから発売されたなかにし先生の作品をゆっくりご紹介したいと思います」と呼びかけ、冥福を祈る言葉を添えている。


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■相次ぐ昭和歌謡の巨星の訃報

10月には、なかにしさんとともに多くの名曲を生み出した作曲家の筒美京平さんも、80歳で死去している。

相次ぐ昭和歌謡の巨星の訃報に、ネット上では、「昭和の歌を楽しませてくれてありがとうございます」「昭和の大ヒットメーカーが相次いで亡くなるのは本当に残念」といった悲しみの声が飛び交っている。

さらに、なかにしさんと筒美さんが手掛けたTOKIOの楽曲『AMBITIOUS JAPAN!』に対して、「あらためて名曲」「本当に神曲」という称賛の声も複数寄せられている。

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(文/しらべぇ編集部・星子

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